深夜2時、ベッドの中でサブスクの無料トライアルを渡り歩いた経験がある人間は多いはず。Netflix、U-NEXT、Amazon Prime Video、Disney+……選択肢が多すぎて、比較サイトを3つ開いたあたりで眠くなる。
2026年春、料金改定ラッシュが一段落した今のタイミングで、主要8サービスを横並びにしてみた。
2026年2月にLeminoが約55%の大幅値上げ。3月にDisney+も約10%値上げ。「とりあえず入っておく」が通用しなくなった。
月額1,000円以下で勝負する3サービス
「とにかく安く」を最優先にするなら、候補は3つに絞られる。
| サービス | 月額 | 特徴 | 無料体験 |
|---|
| DMM TV | 550円 | アニメ約6,300作品。業界トップクラス | 14日間 |
| Amazon Prime Video | 600円 | 送料無料・Music・読み放題付き | 30日間 |
| ABEMAプレミアム(広告付き) | 680円 | スポーツライブ・恋愛リアリティ | なし |
DMM TVの550円は、正直バグだと思った。アニメの新作カバー率が異常に高く、毎クールの新作が放送翌日には並ぶ。映画やドラマのラインナップは弱いが、「アニメさえ見られればいい」という人にはこれ一択。
Amazon Prime Videoは2025年4月から広告が入るようになった。広告を消すには月額+390円。それでも合計990円だから、Primeの送料無料やMusicを考えるとまだ安い方だと思う。
「DMM TV + Disney+」のセットプランは月額1,390円(2026年5月から1,490円)。別々に入るより410円安くなる。アニメとディズニー両方見たいなら、これが最適解。
「全部ある」という暴力——U-NEXTとNetflix
「見たいものがない」というストレスから解放されたいなら、この2つのどちらか。
U-NEXT——国内最多の46万本
0本以上見放題 + レンタル作品数
月額2,189円。高い。ただし毎月1,200ポイントがもらえるので、映画館のチケットや電子書籍に使えば実質989円。この「実質」を信じるかどうかが分かれ目になる。
邦画・韓国ドラマ・アニメ・洋画、どのジャンルでも「ある」と言えるのは、ここだけだと思う。同時視聤4台、4K HDR対応。31日間の無料トライアルもある。
Netflix——「話題作」だけ見るなら実は最適
Netflixの強さは「今夜なに見る?」と聞かれたときに答えられること。オリジナル作品の打率が高く、「イカゲーム」「ストレンジャー・シングス」のようなSNSで話題になる作品が毎月出てくる。
| プラン | 月額 | 同時視聴 | 画質 |
|---|
| 広告つきスタンダード | 890円 | 2台 | フルHD |
| スタンダード | 1,590円 | 2台 | フルHD |
| プレミアム | 2,290円 | 4台 | 4K UHD / HDR |
広告つき890円プランは悪くない。広告は1時間に4分程度。それが耐えられないならスタンダードだが、無料トライアルがないのが唾一の弱点。
Netflixは無料トライアルなし。U-NEXTは31日間無料。「まず試したい」派にはこの差が大きい。
「これだけ」がある人に向くサービス
万人向けじゃない。でも「自分にはこれだ」と確信できる人にとっては、上の2つより満足度が高くなる。
Disney+——マーベルとスター・ウォーズを見るためだけのサブスク
ディズニー・マーベル・スター・ウォーズ・ピクサー・ナショナルジオグラフィック。この5ブランドのどれかに刺さるなら代替がない。「スター」チャンネルで海外ドラマも充実してきた。
スタンダードプランは月額1,250円。4Kで見たいなら1,670円のプレミアム。
Disney+は2026年3月に値上げ。スタンダード1,140円→1,250円、プレミアム1,520円→1,670円。2023年からの累積で約70%の値上げという、なかなかのペース。
Hulu——日テレドラマが生活の一部の人へ
月額1,026円。日テレ系ドラマの見逃し配信とスピンオフ独占配信が最大の売り。「あのドラマの最終回見逃した」という状況が月に2回以上あるなら元が取れる。
「Hulu | Disney+」のセットプラン(月額1,690円)もある。別々に入るより586円安くなる計算。
| セットプラン | 月額 | お得額 |
|---|
| DMM TV + Disney+ | 1,390円(5月から1,490円) | 別々より410円安い |
| Hulu | Disney+ | 1,690円 | 別々より586円安い |
2026年、値上げラッシュの全貌
この半年で起きたことを整理する。
| サービス | 変更内容 | 時期 |
|---|
| Amazon Prime Video | 広告導入。広告なしは+390円/月 | 2025年4月 |
| Lemino | 990円→1,540円(約55%値上げ) | 2026年2月 |
| Disney+ | 1,140円→1,250円(スタンダード) | 2026年3月 |
| DMM TV + Disney+セット | 1,390円→1,490円 | 2026年5月予定 |
Leminoの55%値上げが突出している。韓国ドラマの独占配信に強いサービスだったが、この価格だとU-NEXTの実質989円と比べてかなり苦しい。
値上げの波はしばらく続きそう。「今入っているサービス、本当に元取れてる?」という棚卸しをするにはいいタイミングかもしれない。
結局、どう選べばいいのか
迷ったらこれでいい。
- アニメ中心 → DMM TV(550円)
- 全ジャンル見たい → U-NEXT(2,189円・31日無料)
- 話題作を追いたい → Netflix(890円~)
- マーベル・ディズニー好き → Disney+(1,250円~)
- 日テレドラマ派 → Hulu(1,026円)
- とにかく安く + 送料無料も欲しい → Amazon Prime Video(600円)
個人的には、「DMM TV + Amazon Prime Video」の2本立てで月額1,150円というのが、コスパの天井だと思っている。アニメも洋画もカバーできて、Amazonの送料無料までつく。
どのサービスも「これさえ入ればOK」という万能型はない。自分が何を見たいかで決まる。ただ、無料トライアルがあるサービスは試してから決めても過ぎない。
結局、どの動画配信サービスに落ち着いた?