深夜に積読崩せなかった俺が選ぶ、2026春の小説ランキング5→1

先月から積読タワーが崩壊寸前だった。片っ端から読み直して、結局何度も思い返すのはこの5冊だけ。5位から順に出す。1位、たぶん予想より地味。
5位: 変な家 — 間取り図がこんなに怖いって知らなかった

雨穴のあの間取り図ミステリー。映画化で名前だけ知ってた人、原作はもっと淡々と寒い。
文章はシンプル、ページは進む。ただ、風呂場の位置を確認したくなる副作用つき。
ホラー耐性ゼロの人は深夜に読まないほうがいい。俺はトイレに行けなくなった。公式情報は変な家(雨穴)で確認を。
4位: 方舟 — 最後の1ページで椅子から落ちた

夕木春央のクローズドサークル。地下建築に閉じ込められた7人、1人を犠牲にすれば助かる。そういう話。
途中の犯人当てはわりと王道。だから油断するし、だからやられる。
方舟(夕木春央)は文庫も出てるから、深夜のコンビニでも手に入るはず。
3位: 汝、星のごとく

凪良ゆう、本屋大賞2023受賞作。瀬戸内の島で育った2人の、15年分の恋愛と自立の話。
俺が読んだのは去年の冬。読み終えた夜、スマホの通知を全部ミュートにした。それくらい、人と軽く連絡取れなくなる種類の本。
母娘関係・毒親描写が重いので、体調によっては距離を置くべき1冊。続編『星を編む』とセットで読むと印象がかなり変わる。
2位: 成瀬は天下を取りにいく

宮島未奈のデビュー作にして本屋大賞2024。滋賀の大津、閉店する西武を毎日中継する中2女子、成瀬あかりの話から始まる。
主人公が迷わない。そこに救われる。自分のことで迷ってる時、真逆の人間を読むのは効く。
公式は新潮社の書籍ページから。
1位: カフネ — 地味だけど、一番長く手元に残ってる

阿部暁子、本屋大賞2025受賞作。亡くなった弟の恋人だった女性と、料理を通して関わり直していく姉の話。
派手な事件は起きない。人が死んだ後の話だから、物語はずっと静か。それがいい。
1位にした理由は単純で、3ヶ月経っても本棚から下ろせていないから。2026年の春、一番誰かに貸したい本がこれ。
身近な人の死の描写があるので、今その渦中にいる人は時期を選んだほうがいいかもしれない。詳細はカフネ(阿部暁子)で。
結局、深夜に読むならどれか
| 順位 | タイトル | 向いてる夜 |
|---|---|---|
| 5 | 変な家 | ちょっと眠気を飛ばしたい夜 |
| 4 | 方舟 | 明日休みの夜、一気読み用 |
| 3 | 汝、星のごとく | 誰かと距離感で悩んでる夜 |
| 2 | 成瀬は天下を取りにいく | 自分に自信なくした夜 |
| 1 | カフネ | 何かをちょっと失った夜 |
本は効く順に読むより、合う順に読むほうがいい。眠れない夜の選び方として。
あなたが選ぶ1位は?