週刊少年ジャンプ、2026年春に読むべき作品はどれなのか

深夜2時、布団の中でジャンプ+を開いている。月曜の本誌発売が待てなくて、SNSで掲載順の画像を探している。そんな人間に向けて書く。2026年春のジャンプは、ここ数年で一番カオスな状態になっている。
空知英秋が帰ってきた——7年ぶりの衝撃
4月20日発売の21号から、『2年B組 勇者デストロイヤーず』が始まる。作者は空知英秋。『銀魂』の、あの空知英秋だ。
約7年ぶりのジャンプ帰還。学園×勇者のギャグ漫画らしいが、銀魂を知っている世代なら「ジャンル名なんてどうでもいい」と思っているはず。あの人が描くなら読む。それだけの話。
いま一番勢いがあるのは、たぶんこの3作品
掲載順の推移を見ていると、2026年春の上位は明確に固まってきた。
| 作品 | 作者 | 状況 |
|---|---|---|
| ONE PIECE | 尾田栄一郎 | 巻頭常連。説明不要の王 |
| SAKAMOTO DAYS | 鈴木祐斗 | アニメ放送中。海外人気が異常 |
| カグラバチ | 颯々木大地 | 累計220万部突破。第1回人気投票も実施 |
ウィッチウォッチが5周年で巻頭カラーを獲得して最上位グループに定着しているのも見逃せない。篠原健太作品がここまで化けるとは思わなかった。
2026年春の新連載、生き残るのはどれか
ここが一番シビアな話になる。2025年から2026年にかけて、ジャンプの打ち切りペースが尋常じゃない。2026年1月だけで8作品が終了したとの報道もある。新連載が始まっては消え、始まっては消える。
4月時点で注目すべき新連載を整理した。
- ロクのおかしな家(中村充志 / 19号〜)— 5つの呪いに憑かれた高校生のホラーホームコメディ。『AGRAVITY BOYS』の作者が帰ってきた
- 夏と蛍籠(里庄マサヨシ / 20号〜)— 高校バスケもの。巻頭カラー54ページという破格のデビュー
- UNDER DOCTOR(谷本今日 / 9号〜)— 裏社会の医師が主人公のメディカルバトル。ジャンプには珍しいジャンル
- さむわんへるつ(ヤマノエイ / 2025年42号〜)— 深夜ラジオ×青春ラブコメ。この記事を読んでいる層にドンピシャのテーマ
『逃げ上手の若君』が終わった穴は、まだ埋まっていない
2026年2月、『逃げ上手の若君』が全238話で完結した。松井優征の5年間の連載。最終話の「楽しかった」という台詞がSNSで大きな反響を呼んだのは記憶に新しい。
呪術廻戦のスピンオフ『≡(モジュロ)』も3月に完結。『アオのハコ』は作者が完結を示唆している。看板クラスが次々に抜けていく中で、次の柱を探しているのが2026年春のジャンプの実態だと思う。
結局、何から読めばいいのか
迷っているなら、この順番でいい。
まずカグラバチ。刀剣バトルが好きなら間違いなくハマる。次にSAKAMOTO DAYS。アニメから入ってもいいし、原作から入ってもいい。そして4月20日から始まる空知英秋の新作。銀魂世代は黙って1話を読め——いや、読んでみてほしい。
ジャンプは今、世代交代の真っ只中にいる。看板が抜け、新連載が乱立し、生き残りをかけた戦いが毎週繰り広げられている。それを追いかけるのが、週刊漫画誌の一番の醍醐味だったりする。
2026年春のジャンプ、一番気になる作品は?