実は全部間違えてた。深夜に読む「知ってるつもり」の日常トリビア7選

「知ってる知ってる」と思いながら、実は一度も確かめたことがないことが、世の中には山ほどある。
春の深夜に暇を持て余しているなら、今夜はその「知ってるつもり」を全部ぶっ壊していく。
第7位:金魚の記憶は3秒。これ、嘘だった
小学校のころから何となく信じていたかもしれないが、金魚の記憶は3秒ではない。
実際の研究では、金魚は数ヶ月にわたって記憶を保持できることが確認されている。餌の場所を覚えたり、ボタンを押す訓練を受けた金魚が数ヶ月後にも同じ行動を繰り返したという実験がある。飼い主の顔を認識するという話も、実験室レベルでは否定されていない。
第6位:人間は脳の10%しか使っていない——「残り90%」はどこにいったのか

映画のテーマになるほど広まったこの説だが、現代の脳科学では完全に否定されている。
fMRIで脳を計測すると、日常のほぼあらゆる行動で脳のほぼ全域が活動していることがわかる。睡眠中でさえ、記憶の整理・感情処理・体温調節のために多くの部位が稼働している。
「残り90%を解放したら天才になれる」という発想は夢があるが、その90%はすでに使われている。
第5位:ナポレオンは低身長——単位の誤変換が生んだ都市伝説
「ナポレオン・コンプレックス」という言葉まで生まれたが、ナポレオンの身長は当時の記録で168〜170cm程度だった。当時のフランス人男性の平均(約163cm)より高い。
第4位:「ありがとう」の本当の意味を知ってるか

「ありがとう」は「有り難い(あることが難しい)」が語源だ。
つまり、「あなたに出会えたことは稀で、奇跡に近い」という意味が元になっている。毎日何十回と使う言葉なのに、その重さを意識することはほとんどない。
第3位:舌の「味覚マップ」はでたらめだった
学校の理科で習った、「舌の先端は甘味、奥は苦味」というあの図。あれは1901年のドイツの論文を英語に誤訳した結果、世界中に広まったとされている。
実際には、舌全体に各種の味覚受容体が分布しており、特定の領域だけで特定の味を感じるわけではない。さらに現代の研究では「旨味(うまみ)」も基本味として認められており、基本味は5種類が正しい。
第2位:バナナは「木」じゃない
植物学的に見ると、バナナは草だ。
あの太い幹に見える部分は、葉の葉柄(ようへい)が重なってできた「偽茎(ぎけい)」で、木質化した組織ではない。世界最大級の草本植物とも呼ばれる。スーパーで売られているバナナは種なしだが、野生のバナナには大きな黒い種が入っている。
第1位:雷は同じ場所に2度落ちない——物理的に真逆だった
これ、完全に逆だ。
高い建物や鉄塔には、同じ場所に何度も雷が落ちる。エンパイアステートビルには年間20〜30回の落雷があるとされている。雷は地表で最も電気が流れやすい経路を選んで落ちるため、一度落ちた場所には繰り返し落ちやすい。
「2度落ちない」という言い方は「不幸は続かない」という比喩として使われたもので、事実ではない。
どのトリビアが一番驚いた?
まとめ
- 金魚の記憶は3秒ではなく、数ヶ月保持できる
- 人間は脳のほぼ全体をすでに使っている
- ナポレオンは当時の平均より背が高かった(単位の誤変換が原因)
- 「ありがとう」の語源は「あることが難しい=稀なこと」
- 舌の味覚マップは誤訳から広まったデマ
- バナナは木ではなく草
- 雷は同じ場所に何度でも落ちる
「常識」と呼ばれているものの中に、一度も検証されていない話がどれだけ混ざっているか。春の深夜にふと疑う習慣は、悪くない。