無料AIアプリ全部スマホに入れて1ヶ月使った結果、残ったのはこの5つだった

無料AIアプリ全部スマホに入れて1ヶ月使った結果、残ったのはこの5つだった

5位から発表する。1位は、たぶん今あなたのスマホに入ってないやつ。


5位: Microsoft Copilot — 地味に便利、でも地味

Microsoft Copilot

ロック画面からワンタップで起動できるウィジェット。これだけでインストールする価値はある。

Microsoft 365を使っている人には刺さる。OutlookのメールをAIが音声で要約してくれる機能は、通勤中にイヤホンで聞けるのがいい。画像生成も1日15回まで無料で使える。

Copilotの本質は「Microsoftの入口」。Word、Excel、PowerPointとの連携が本命で、単体のAIチャットとしてはChatGPTやGeminiに見劣りする。ピーク時間帯は最新モデルにアクセスできない制限もあり、深夜にこそ真価を発揮するという皮肉。

チャット: 無制限(ただしピーク時は旧モデルに切り替わる)

画像生成: 1日15ブースト

対応OS: iOS・Android・Windows・Mac

Microsoft 365連携はPremiumプランでフル解放

Microsoft Copilot 公式サイト


5位と4位のあいだに横たわる壁

Perplexity AI

ここから上の4つは、正直どれも甲乙つけがたい。Copilotとの差は「AIチャット単体としての完成度」。Office連携を抜きにしたとき、残るかどうかの分水嶺がここにある。

ここから先の4つは、1ヶ月後もホーム画面から消えなかったアプリたち。使用頻度の差はあれど、それぞれ「これだけはこいつじゃないとダメ」という場面があった。

4位: Perplexity AI — 検索はもうブラウザじゃなくていい

「あのニュース、結局どうなったんだっけ」を投げると、ソース付きで3秒で返ってくる。Googleに戻れなくなる瞬間がある。

2026年3月にリリースされたComet Browserが面白い。AI内蔵ブラウザで、開いているページをその場で要約したり、ページ内の情報を質問形式で掘り下げたりできる。iOSで無料。

ただし、無料プランの壁は厚い。深掘り検索(Pro Search)は1日5回まで。6回目を使いたくなったときの「あと1回…」のフラストレーションは、深夜のスマホユーザーには致命的。

Perplexityの強みは「引用元が見える」こと。ChatGPTやGeminiが「〜と言われています」とぼかす情報も、Perplexityは出典リンク付きで返す。事実確認にはこれが一番信頼できた。

Perplexityが2026年3月にiOS向けにリリースしたAI内蔵ブラウザ。ページ要約、ページ内検索、自律的なマルチステップタスクに対応。無料で利用可能。Androidは未対応(2026年4月時点)。

Perplexity AI 公式サイト


3位: DeepSeek — 完全無料という異常値

DeepSeek

広告なし。アプリ内課金なし。利用制限なし(公称)。2026年のAI市場で、この価格設定はバグみたいなもの。

0 月間アクティブユーザー(2026年初頭報道)

中国発のAIスタートアップが作ったこのアプリ、Apple App Storeで157カ国のダウンロード1位を記録したとの報道がある。DeepSeek V3.2とR1モデルが無料で使えて、コンテキストウィンドウは最大100万トークン。長文の資料を丸ごと食わせて要約させるような使い方に向いている。

問題はサーバーの安定性。アクセスが集中すると応答が極端に遅くなったり、接続が切れたりする。深夜2時に使う分には比較的安定していたけれど、「ここぞ」という場面で頼り切るのは怖い。

DeepSeekの「Deep Thinking」モードは、数学の問題や論理パズルでChatGPTのGPT-5.3と互角以上に戦える。無料でこれが使えるのは本当に意味がわからない。ただし、日本語の自然さはやや劣る場面がある。

DeepSeek 公式サイト


2位: ChatGPT — 王様の座は安泰、ただし無料の玉座は窮屈になった

ChatGPT

GPT-5.3が無料で使える。音声会話もカメラ入力もできる。それでも2位にした理由は、1つだけある。

Voice Mode(音声会話)の完成度は全AIアプリ中トップ。深夜にイヤホンで話しかけると、友達と通話しているような自然さで返してくる。画像を撮って「これ何?」と聞ける機能も、日常で一番使用頻度が高い。

機能 無料 Plus ($20/月)
GPT-5.3 10回/5時間 無制限
GPT-5.4 Thinking ×
Voice Mode
画像解析
上限超過後 GPT-5.2 Miniに自動切替 制限なし

2位にした理由。GPT-5.3の無料枠が5時間で10回しかない。上限を超えるとGPT-5.2 Miniに自動で切り替わるのだけど、この切り替えが通知なしで行われる。気づかないうちに回答の質が落ちている、あの瞬間のモヤモヤ。これがChatGPTの無料プラン最大のストレスポイントだった。

「AIアプリどれか1つだけ入れるなら?」と聞かれたら、今でもChatGPTと答える。ただし「無料で一番使い倒せるのは?」という質問には、別の答えがある。

ChatGPT 公式サイト


1位を発表する前に、比較表を置いておく

Gemini
アプリ 無料モデル 音声会話 最大の制限
Copilot GPT系(非ピーク時) ピーク時に制限
Perplexity 基本検索無制限 Pro Search 1日5回
DeepSeek V3.2 / R1 サーバー不安定
ChatGPT GPT-5.3(10回/5h) サイレント切替
Gemini Gemini 3 Flash Ultra系は有料

1位: Gemini — 無料でここまで開放していいのか

Android端末の電源ボタンを長押しする。Geminiが立ち上がる。今見ている画面をそのまま共有して、「この記事の要点を3行で」と言うだけ。これが無料。

2026年3月にGemini 3 Flashがデフォルトモデルになった。体感では、半年前のGemini 2.0とは別物。回答の精度も速度も、無料とは思えないレベルに仕上がっている。

Gemini Liveが無料化されたのが大きい。カメラ共有や画面共有をしながらリアルタイムで会話できる。深夜にスマホで料理の写真を撮って「これのカロリーどのくらい?」と聞く。外出先で看板の外国語を映して「なんて書いてある?」と聞く。全部、無料プランの範囲内。

Deep Researchも無料で使えるようになった(Gemini 2.5 Flashモデル経由)。調べ物をAIに丸投げして、複数の情報源をまとめたレポートを自動で作ってくれる。回数制限はあるものの、存在すること自体が異常な機能。

GeminiがChatGPTを逆転した理由は、モデルの性能じゃない。「スマホのOSに溶け込んでいる」こと。Androidユーザーなら、電源ボタン長押しで今見ている画面について即座に質問できる。この導線の短さは、他のどのAIアプリにもない。iOSユーザーはGoogleアプリ経由になるので、この体験はAndroid限定。

弱点がないわけじゃない。Gemini 3.1 UltraやGemini 3 Proといった上位モデルはGoogle AI Pro/Ultra(有料)限定。創作やコーディングなど高度なタスクではChatGPTやClaudeに譲る場面もある。

それでも、「無料」「スマホ」「毎日使う」の3条件で選んだとき、2026年4月の答えはGeminiだった。

iOSではGoogleアプリ内からGeminiにアクセスできる。電源ボタン長押しの導線はないが、機能自体は同等。Gemini Live(音声・カメラ共有)もiOSで利用可能。ただし、Android版ほどのシームレスさはない。iPhoneメインなら、ChatGPTとの使い分けが現実的。

Gemini 公式サイト


結局、全部入れておけばいいのか

5つ全部入れて1ヶ月使った結果、自分のホーム画面に残ったのは3つ。Gemini(日常の何でも屋)、ChatGPT(音声会話と画像解析)、Perplexity(ソース付きで調べたいとき)。

DeepSeekは「完全無料」が刺さる人には最適解だし、CopilotはMicrosoft 365ユーザーなら手放せない。万人に1位のアプリは存在しなくて、自分の使い方で変わる。

ただ、1つだけ確実に言えることがある。2026年のAIアプリは、もう「課金しないと使い物にならない」フェーズを完全に超えた。深夜2時にスマホで開くだけで、去年の有料プラン以上のことができてしまう。試さない理由のほうが見つからない。

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