Amazonレビューを罵詈雑言だけ抽出するツール、深夜に見ると沼すぎた件

Amazonに蓄積された5億7154万4386件のレビューから、罵詈雑言だけを抽出して見せてくれるツール「Amazon Review Distiller」が公開されたとの報道がある。深夜2時、布団の中でこれを見つけてしまった俺は、気づいたら朝になっていた。
5億7154万件から「怒りの声」だけを濾し取る装置
GIGAZINEによると、このツールはAmazonに投稿された膨大なレビューの中から、特に攻撃的・否定的な表現を含むものを抽出して可視化するものらしい。星1つレビューの先鋭化したやつだけが流れてくる、と思えばいい。
普通、Amazonで買い物するときって星4以上のレビューを参考にする。でもこのツールは逆。「買って後悔した人類の叫び」だけを濾し取って見せてくる。
「Amazonで万表示」と「女子高生の万表示」は別の話なのに、なぜ並ぶか
同じ週、Google News側では「下校中の女子高生に『めっちゃギャルやん!!!』と言われた柴犬」が300万表示でバズり、「東大→東大院卒の26歳女性が3年ぶり6度目の入学」というポストが1060万表示を記録した、との報道がある。
Amazonの数字(5.7億レビュー)と、SNSの「万表示」って桁が全然違うんだけど、深夜にスマホを眺めてると同じ画面に並んでくる。脳が桁の感覚をバグらせる時間帯がある。
「Amazonのレビュー全部読みたい人生だった」「罵詈雑言だけ抽出するの、夜中に見ると元気出るやつ」という声もある
女子高生がスマホでファクトチェックしている時代
並行して気になる話がもう一つあった。はてなブックマークのホットエントリーに「講演会で高校生たちがスマホをずっと見ているので何しているか聞いたらAIで内容をファクトチェックしていた」というエントリーが上がっている。
女子高生といえば「めっちゃギャルやん!!!」と柴犬に話しかける存在として300万表示でバズる一方、別の場所ではAIで講演内容の真偽を裏取りしている。同じ世代、同じスマホ、違う使い方。
レビュー罵詈雑言抽出ツールに笑える俺たちと、AIでリアルタイムに大人の話を検証する高校生。デバイスは同じなのに、何を抽出するかで世界が変わる。
ついでに見えてきた、Amazon周りの動き
日本経済新聞は同日付で、OpenAIがMicrosoftとの独占契約を終了し、Amazon経由でモデルを提供する体制になった、と伝えている。AmazonはAnthropicと両輪でクラウド首位を固めにかかっている、との見方もある。
| 話題 | 数字 |
|---|---|
| Amazonレビュー総数 | 5.7億件 |
| 東大院卒女性の投稿 | 1060万表示 |
| 柴犬「めっちゃギャル」 | 300万表示 |
| 花見テンション差 | 284万表示 |
裏側でレビュー罵詈雑言抽出ツールが動き、表ではAIインフラの覇権が動き、横では女子高生がAIで大人をファクトチェックしている。Amazonというキーワードを軸に、深夜に流れてくる情報の濃度が異常に高い。
深夜に見るべきか、見ないべきか
「Amazon Review Distiller」自体は、買い物の参考にもならないし、生産的でもない。でも「人間が何にどれだけ怒れるか」のサンプルが無限に流れてくるという意味では、ある種のドキュメンタリーに近い、との見方もある。
俺は気づいたら「電気ケトルが3日で壊れた」レビューを30件連続で読んでいた。生産性ゼロ。でも妙に眠気が飛んだ。
罵詈雑言レビュー抽出ツール、深夜に開く?
レビュー1件1件は短いのに、5.7億件の中から怒りだけ抽出された塊は、深夜のスマホ画面に対してちょっと重すぎる。明日も仕事がある人は、本当に閉じたほうがいい。俺は閉じなかった側の人間として、ここに記録を残しておく。