深夜2時、電波ゼロ。そんな夜に備えてオフラインゲームを片っ端から試した結果がこれ。
Monument Valley
画面を回すと、壁だったものが道になる。エッシャーの絵の中を実際に歩いている感覚に近い。初見で「え、そこ通れるの?」と声が出たのは、このゲームが初めてだった。
開発はustwo games。有料(価格はストアで確認)だが、この世界観に浸れるなら安い。1周2〜3時間で終わるので物足りなさは残る。ただ、短いからこそ深夜の暇つぶしにはちょうどいいサイズ感でもある。
Monument Valley 2も出ている。親子の物語が加わり、パズルの仕掛けも進化した。先に1をクリアしてから2に進むのがおすすめ。
The Room シリーズ
暗い部屋に精巧な箱が1つ。覗き穴から中を見ると、歯車と暗号が詰まっている。深夜にイヤホンをつけてプレイしたら、没入感が尋常じゃなかった。
Fireproof Gamesの開発で、シリーズは4作品。1作目は格安で手に入ることが多い。触覚フィードバックを使った操作が気持ちよく、実際に箱を触っている感覚になる。ホラー寄りではないが、不穏な空気は終始つきまとう。
Alto's Odyssey
砂漠をサンドボードで延々と滑り続ける。それだけ。それなのに、気がつくと40分経っている。
操作はタップひとつ。ジャンプしてバックフリップを決めるだけ。BGMと砂漠の風景が異常に美しく、「ゲーム」というよりインタラクティブなスクリーンセーバーに近い。寝落ち直前の脳にちょうどいい負荷だった。
2048
数字タイルをスワイプで合体させていく。2+2=4、4+4=8。2048を目指すだけなのに、全人類から何千万時間を奪った化け物みたいなゲーム。
2048の原型は「Threes!」というゲーム。どちらが先かという議論はあったが、両方とも名作。Threes!は「隠れた名作」タブで詳しく触れている。
広告なしの公式版を入れること。類似アプリが大量に出回っていて、広告まみれの偽物も多い。Gabriele Cirulli氏のオリジナル版を探すのが確実。
Mini Metro
地下鉄の路線図を自分で引く。乗客が増え続ける駅と、足りない路線。シンプルに見えて判断を迫られる場面の連続で、「あと1プレイだけ」が止まらなくなった。
Dinosaur Polo Clubの開発。東京・大阪など実在の都市マップで遊べるのも楽しい。有料だが、この手のゲームでは群を抜いてコスパがいい。
Threes!
2048の「元ネタ」にあたるゲーム。数字を組み合わせるルールは似ているが、こちらのほうが1手の重みが大きく、戦略性は段違いに高い。
1と2を合わせて3にするところからスタート。2048と違って雑にスワイプすると一瞬で詰む。開発元のSirvo LLCは、2048にアイデアを持っていかれた経緯を自ら公開している。
見た目は地味。だが一度ハマると、2048が大味に感じて戻れなくなる人が一定数いる。自分もそうだった。
Mekorama
小さなロボットをゴールまで導くパズル。ジオラマのようなミニチュアステージがとにかくかわいい。難易度は後半にかけてじわじわ上がり、本気で悩む場面も出てくる。無料で広告もない。開発者の「気に入ったら投げ銭で」というスタイルも好感が持てた。
比較まとめ
| ゲーム |
ジャンル |
価格 |
こんな夜に |
| Monument Valley |
錯視パズル |
有料 |
美しいものに浸りたい夜 |
| The Room |
謎解き |
無料〜有料 |
集中して没頭したい夜 |
| Alto's Odyssey |
エンドレスラン |
無料〜有料 |
何も考えたくない夜 |
| 2048 |
数字パズル |
無料 |
手癖で動かしたい夜 |
| Mini Metro |
路線パズル |
有料 |
頭は使いたいけど重くない夜 |
| Threes! |
数字パズル |
有料 |
2048に飽きた夜 |
| Mekorama |
誘導パズル |
無料 |
かわいいものを眺めたい夜 |
全部に言えるのは、「あと1回だけ」が嘘になるということ。通信環境を一切気にしなくていいのは、思った以上に快適だった。
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