平成のレトロゲーム、今やり直したら一番キツいのどれだった?

深夜2時、ふとSwitchの電源を入れてバーチャルコンソールを起動する。あの頃は何時間でも遊べたはずのゲームが、30分で手が止まる。2026年の春、平成のゲームを引っ張り出して片っ端からやり直してみた結果がこれだ。
第5位: たまごっち(1996年)――あの世話、今やると地味にしんどい
ゲームというよりデジタルペットだけど、平成レトロを語るなら外せない。授業中にトイレで餌をやり、部活中に死なせて泣いた記憶がある人は確実にいる。
2026年の目線で触ると、リアルタイム育成のテンポが容赦ない。スマホのソシャゲが「あとで回収できる」設計になった今、初代たまごっちの「放置したら即死亡」は新鮮を通り越して怖い。
第5位タイから一気に――第4位: ロックマンエグゼ3(2002年)
GBAの名作RPG。カードバトルとアクションの融合が当時としては革新的で、通信対戦のために友達の家に通った人も多いはず。
ロックマンエグゼ3を今プレイすると、チップの収集効率が絶望的に悪い。レアチップを落とすまでエンカウントを繰り返すあの作業、当時は楽しかったのに今は5分で画面を閉じたくなる。ただ、戦闘システムの完成度は2026年のインディーゲームと比べても見劣りしない。ここが平成ゲームの底力だと思う。
第3位: モンスターハンターポータブル2ndG(2008年)
平成後期の怪物タイトル。PSPを持ち寄ってマックで狩りをした世代が、今まさに20代後半から30代に差し掛かっている。
| 項目 | 当時の感覚 | 2026年の感想 |
|---|---|---|
| ロード時間 | 普通 | 耐えられない |
| 操作性 | 右スティックないけど慣れた | 指が攣る |
| 達成感 | 最高 | 変わらず最高 |
MHP2ndGの「操作はキツいけど達成感だけは色褪せない」という矛盾が、平成レトロゲームの本質を象徴している。
第2位: ポケットモンスター金・銀(1999年)
ゲームボーイカラー。カントー地方に戻れると知った瞬間の衝撃を、27年経った今でも覚えている人間は少なくないはず。
ポケモン金・銀を今やり直すと、技マシンが使い捨てなのが地味にストレス。でも、夜になるとBGMが変わり、曜日ごとにイベントが変わるあの「生活の中にポケモンがいる」感覚は、最新作のオープンワールドより心に残る。時計機能がゲーム体験をここまで変えたタイトルは他にない。
第1位: 星のカービィ スーパーデラックス(1996年)
1位は、たぶん一番地味に見えるやつだった。
スーファミの星のカービィ スーパーデラックス。派手な演出もオンライン要素もない。でも、「洞窟大作戦」の宝探しを深夜にもう一度やったら、2時間が一瞬で消えた。
コピー能力ごとに技が複数ある。2Pでヘルパーを出せる。ミニゲームが異常に面白い。30年前のゲームなのに「遊びの密度」が今のインディーゲームより高いのはどういうことなのか。平成レトロを1本だけ選ぶなら、自分はこれを推す。
平成のゲーム、なぜ今また触りたくなるのか
理由はシンプルで、「不便さに味がある」からだと思う。ロードが長い、セーブポイントが少ない、チュートリアルが雑。全部キツい。でも、その不便さの中で工夫した記憶が、ゲームそのものより強く残っている。
2026年のゲームは親切すぎて、攻略に「自分だけの記憶」が生まれにくい。平成レトロゲームの本当の価値は、たぶんそこにある。
この中で一番やり直したい平成ゲームは?