『チェンソーマン』第二部、マキマの死で終わらなかった本当の理由って結局なんだっけ?

『チェンソーマン』第二部、マキマの死で終わらなかった本当の理由って結局なんだっけ?

ネタバレ注意。第二部「学園編」を最新話まで追ってる人だけ、このまま読んでくれ。

深夜2時、スマホ片手に「アサのあの台詞、結局なんだったの?」とモヤモヤしてる人へ。第一部の伏線が第二部でどう回収されてるか、俺なりに全部洗い直した。

この記事は2026年4月時点の連載最新話までの内容を含む。未読の人はブラウザバック推奨。

マキマが「支配の悪魔」だった意味を、第二部で読み直す

第一部のラスト、マキマはデンジに食われた。それで終わり、と思ってた。

違った。

第二部に入ってからの描写を時系列で並べると、「支配の悪魔」というギミックは単なるラスボスの能力じゃなく、この物語全体の構造そのものだったことが見えてくる。読者がデンジに感情移入する仕組みすら、支配の構造の一部として組み込まれてる。藤本タツキの作劇は、登場人物だけじゃなく読者まで巻き込んでる。これに気づいた瞬間、背筋が冷えた。

マキマの「正体」に関する第二部での示唆を見る(タップ)
ナユタとして転生した存在は、記憶も人格も別物として描かれている。だが「支配」という概念そのものが悪魔として存在し続ける以上、マキマ的なポジションを誰かが引き継ぐ構造は残る。第二部でその座に最も近づいているのが、戦争の悪魔ヨルだ。

三鷹アサ=戦争の悪魔ヨル、この二重人格の伏線が地味に怖い

アサの一人称が物語の途中で揺れる箇所がある。気づいたか?

初登場の独白では「私」で統一されてたのに、ヨルとの会話シーンを経た後、アサの内面描写に「アタシ」が混ざる回が出てくる。最初は単なる作画ミスかと思った。でも違う。これはアサが少しずつヨルに侵食されてる過程を、文体レベルで見せてる。

時点アサの一人称読者へのヒント
第二部初期「私」純粋にアサ本体
ヨル契約後「私」と「アタシ」が混在侵食の進行
学園編中盤夢の中で逆転する場面あり主格の交代示唆

このギミック、第一部のパワー&ニャーコの関係と対称になってる。藤本タツキは同じ構造を別角度から二度描く作家だ。だから第二部のラストで、誰がアサの体の主導権を握ってるかは、第一部を覚えてる読者ほど予測がつく。

デンジが「普通の高校生」をやってる違和感、あれ伏線

第二部のデンジ、なんか緩くない?

第一部であれだけ壊された男が、学園生活を「演じて」る。チェンソーマンとしての公的活動を停止して、ただのデンジに戻ってる。読者の多くは「マキマ後のデンジが幸せそうでよかった」と読んでるはず。

俺はそう読まなかった。

違和感の正体:第一部のデンジは「普通の生活」を強烈に欲してた。マキマに与えられそうになって失った。第二部で手に入れた今の生活は、誰かに「与えられた」ものとして再構成されてる。与えた誰か、が次のラスボス候補だ。
第二部における公安の描写は、第一部より明らかに後退してる。岸辺の出番も限定的だ。これは「公安が動けない理由」が物語上に存在することを意味する。動けないのか、動かないのか。第二部のどこかで岸辺が再登場する場面があれば、そこで第一部からの真相がまとめて開示される可能性が高い。藤本タツキはキャラの再登場タイミングで情報を解禁する作家だから。

結局、第二部のテーマって「恐怖の悪魔の不在」じゃないか

第一部で恐怖の悪魔は重要な役割を持ってた。第二部で名前が出る頻度が激減してる。これがずっと引っかかってる。

恐怖は人類が最も持ち続ける感情だ。なのにその悪魔が物語の前線にいない。理由はひとつしかない。恐怖の悪魔は今、誰かの中に潜んでる。

候補は三人。デンジ、アサ、そしてまだ名前を出してない第三のキャラ。俺の予想は三番目だ。理由はここでは書かない。最新話を読み直してくれ。気づいた人にだけ、ぞっとする仕掛けが仕込まれてる。

深夜に読み返すなら、第一部のここ

第二部の伏線を理解するために第一部を読み直すなら、おすすめは77話前後。マキマがデンジに「家族」の話をする場面だ。あの台詞、第二部のアサの境遇とほぼ同じ構造で反復されてる。

気づいた?

気づいたなら、君はもう第二部の結末の半分まで来てる。

残り半分は、来月の更新を待つしかない。

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