2026年春に使い込んだエンタメアプリ5本、夜の暇つぶし力で序列をつけた

2026年春に使い込んだエンタメアプリ5本、夜の暇つぶし力で序列をつけた

5位から並べる。順位の基準は、平日の夜10時以降に一人で開いた時間の長さ、それと月額に対する手応え。1位は、地味だけど剥がせなかった。

2026年5月、平日5日間 × 4週間、計20日のスマホスクリーンタイムを記録して算出した個人ランキング。価格・作品数は本記事執筆時点のもの。最新は各公式サイト参照。

5位: Voicy — 「観る」を捨てた夜のための音声

目が疲れた夜、画面を消したまま耳だけ起きている。そういう時間が増えた。

イヤホンを挿してベッドに沈むと、ニュース系のチャンネルが10分単位で情報をまとめてくれる。澤円、西野亮廣、サウザー、池上彰、Voicyニュース。聴いている間、こちらは何もしなくていい。

難点は、お気に入りパーソナリティを掘り当てるまでが長い。最初の3日は「いまいち」と思って閉じる人が多いはず。俺もそうだった。

プレミアム放送は月額制で各チャンネル別課金。無料放送だけでも十分聴けるので、最初は課金不要。2週間ほど無料放送だけで聴き続けて、どうしても続きが気になるパーソナリティに出会ってから検討するのが無駄がない。


4位: ピッコマ — 縦読みの引力

横スクロールのマンガアプリは数あれど、縦読み(ウェブトゥーン)で習慣化したのはピッコマだった。理由はひとつ、「待てば無料」の設計。

1日1話ずつ無料で読める。続きが気になっても、待てば翌日にもう1話。この強制的な分割が逆に効く。一気読みで燃え尽きない。夜寝る前に1作品3〜4話進めて閉じる、というリズムがちょうどいい。

韓国発の縦読み「俺だけレベルアップな件」「ナノマシン」「再婚承認を要求します」などの代表作はピッコマ独占枠に近い。横読みマンガアプリと併用する前提で考えるべきアプリ。

3位: Lemino — 旧dTVの再起、思ったより本気だった

NTTドコモの動画配信。2023年の大規模リブランド以降、地味に作品ラインナップを厚くしてきた。月額990円。

Leminoが効くのは、ハリウッド大作の独占配信。あと、無料で観られる「Lemino BASIC」枠が想像より広い。会員登録なしで観られる映画・ドラマが日替わりで切り替わる。深夜にとりあえず開いて、無料枠から選ぶ、という運用が成立する。

ただし、UIは正直NetflixやDisney+に比べて野暮ったい。検索の精度も平均以下。「作品名がわかっている」前提で使う配信サービスだと割り切るといい。

ahamoやドコモのギガホ系プランの一部にはLemino視聴のセット割引が組み込まれている。ドコモ回線ユーザーは、料金ページから自分のプランで実質いくらになるか先に確認するのが吉。詳細は公式サイト


2位: ABEMA — 「テレビをやめた人のテレビ」

麻雀。サッカー(主に欧州チャンピオンズリーグや日本代表戦)。格闘技。バチェラー系の恋愛リアリティ。これらをまとめて持つアプリは他にない。

ABEMAの強さは「無料で観られる枠が広い」ことに尽きる。たとえばMリーグ(プロ麻雀)の本戦は無料生中継。サッカーの一部独占試合も無料枠で流す。NetflixやPrime Videoは契約しないと0分だが、ABEMAは「とりあえず開く」が成立する。

ABEMAプレミアム(月額1,080円)の見どころは、見逃し配信とコメント機能オフ。麻雀やサッカーで「ライブ視聴中のコメント」を切れるのは集中したい人にとって地味に大きい。

UIは年々洗練されてきて、2026年現在のホーム画面はかなり整理された印象。少なくともLeminoより使いやすい。


1位: dアニメストア — 月額550円の異常さ

これが地味な1位。地味だが、20日間のスクリーンタイム集計で一番開いていた。

dアニメストアの何が異常かというと、月額550円(税込)。これはAmazon Prime Videoのアニメ単体プランより安い。それでいて、配信タイトル数は5,400本以上。Netflixのアニメカテゴリと比べて2倍以上の作品数を、半額以下の月額で持っている。

0 作品以上 dアニメストア配信タイトル数(公式サイト記載)

2026年春アニメ(4月期スタート)は、ほぼ全タイトル配信。新番組を追いかける人にとっては、これ1本で年間6,600円(550円 × 12か月)。Netflix1か月分とほぼ同じ金額で12か月遊べる、と書くと異常さが伝わる。

主要配信サービスとの比較

サービス 月額(税込) アニメ強度 特徴
dアニメストア 550円 ★★★★★ アニメ最安・最厚
ABEMAプレミアム 1,080円 ★★★ スポーツ・麻雀が強い
Lemino 990円 ★★ 洋画と無料枠
Amazon Prime Video 600円 ★★★ 配送特典込みのお得さ
Netflix(広告つきベーシック) 890円〜 ★★★ 海外ドラマと独占アニメ
結論。アニメを月3本以上観る生活が続いているなら、dアニメストアを1本目に据えて、足りないジャンル(スポーツ→ABEMA、洋画→Lemino、海外ドラマ→Netflix)を2本目で補う構造が一番無駄がない。

UIは今っぽさで言うと2世代前。検索とフィルタも、ジャンル別ソートが弱め。あと「ニコニコ支店」「for Prime Video」など派生サービスとの違いが分かりづらく、初見で混乱しやすい。本家(月額550円のdアニメストア単体)を選べばOK。公式サイトから登録。


並べてみて気づいたこと

上位3本(dアニメストア、ABEMA、Lemino)に共通するのは、「単独で完結しない」前提で設計されていること。1本だけで全ジャンル満足させようとしているサービスが上位に入っていない。

2026年のエンタメ消費は、「1本で全部」のNetflix型から、「3本掛け持ち」の専門特化型に重心が動いた。月額の合計を抑えながら、ジャンル別に最強アプリを組み合わせる方式が、結局いちばん満足度が高い。

俺の場合、dアニメストア(550円) + ABEMAプレミアム(1,080円) = 月1,630円。Netflixのプレミアムプラン1本ぶんより安い。

あなたが選ぶ1位は?

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