動画配信5社、2026年春の勢力図 — U-NEXTがNetflixを超えた理由

動画配信サービスの選び方が、ここ1年で大きく変わった。値上げ、独占コンテンツの再編、新規参入。2026年5月時点の勢力図を、主要5社で整理しておく。
2026年春、勢力図が動いた
2025年後半から、状況がかなり変わってきた。Netflix の広告プランが浸透し、Disney+ はスター・ウォーズの新シリーズで巻き返した。一方、U-NEXT が雑誌・電子書籍まで取り込んで存在感を増している。
価格と作品数だけで比較する時代は、もう終わった。「自分が何を見たいか」と「月いくら出せるか」の交点でしか正解は決まらない。
5位から3位 — 無料・独占・コスパの三者三様
5位 ABEMA
広告付きなら無料で見られる強みは、他社にない武器。格闘技・将棋・釣り番組など、ニッチな独占コンテンツも厚い。プレミアム月額1080円は、他社オリジナルにあまり興味がない人には十分通用する選択肢。
4位 Disney+
マーベル、スター・ウォーズ、ピクサーを押さえているだけで、月990円の価値はある。ただしそれ以外のラインナップは正直薄い。ファミリー層向けの「これ一本でいい」感はあるが、大人が深夜に一人で見るには物足りない夜もあった。
月600円、年5900円という価格は、もはや反則の領域。プライム会員特典として位置づけられているため、配送料無料・音楽聴き放題までついてくる。オリジナル作品の質もここ2年で明らかに底上げされてきた印象がある。
2位 Netflix の踊り場
長年トップを走ってきた Netflix が、2026年春は明らかに踊り場にいる。値上げが続き、スタンダードプランは1590円。それでも『イカゲーム』『ストレンジャー・シングス』のような看板作品の続編が控えており、コアファンは離れない。
だが「Netflix だけ契約していれば足りる」時代ではなくなった。海外ドラマの独占供給が他社にも分散し、日本の地上波系コンテンツの本数では U-NEXT に明確に劣る。
オリジナルの質は今も高い。解約する判断には、まだ重さがある。
1位 U-NEXT が選ばれている理由
U-NEXT の月額2189円は、5社の中で最も高い。それでも1位にしたのは、含まれているものの幅が他社と違いすぎるからだ。
- 見放題作品 35万本(公式サイト参照)
- 雑誌読み放題 190誌以上
- 毎月1200円分のポイント付与(最新作レンタル・電子書籍に使える)
- 韓流・アジア系の独占配信が手厚い
ポイント分を差し引けば実質989円という計算もできる。「映画もアニメも韓ドラも、ついでに雑誌も」という横断ニーズに、ここまで応えるサービスは今ない。
5社比較と、結局どう組み合わせるか
| サービス | 月額(税込) | 強み |
|---|---|---|
| U-NEXT | 2189円 | 作品数・雑誌込み |
| Netflix | 790〜1980円 | オリジナル作品 |
| Amazon Prime | 600円 | 圧倒的コスパ |
| Disney+ | 990円 | マーベル独占 |
| ABEMA | 無料〜1080円 | スポーツ・将棋 |
1社だけ契約するなら U-NEXT。マーベル好きなら Disney+ を足す。Amazon プライムは契約コスト的に常時加入で困らない。Netflix は「今期見たい独占作品があるか」で判断する、スポット契約が2026年は増えている。
5社全部契約する人は、もういない。
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