オフラインで遊べるパズルゲーム9本、遊び方でThe Room系・Mini Metro系・Alto系の3つに分ける

地下鉄に乗った瞬間、開きっぱなしのアプリが固まる。あの十数分のために、通信ゼロで成立するパズルだけを遊び方で3つに分けた。
通信が切れても、ゲームは止まらない
スマホのゲームの多くは、起動するたびに何かを読み込む。ログインボーナス、フレンドのスコア、今日のイベント。電波がないとタイトル画面の手前で止まる。
一方でパズルゲームの一部は、その読み込みを最初から持っていない。インストールした時点で、必要なものは全部端末の中にある。だから地下鉄でもキャンプ場でも、機内モードのまま黙ってめくれる。
遊び方が違いすぎて横一列の順位はつけられないから、3つの引き出しに分けた。タブを押して、今日の自分に合うものを選んでほしい。
遊び方で3つに分けた
The Room — 机ひとつで時間が溶ける
イギリス・ギルフォードのFireproof Gamesが作る『The Room』シリーズは、画面の中の木箱や机を指でつまんで回し、隠れた鍵穴と引き出しを探す謎解き。覗き込む、レンズをかざすと違う模様が浮かぶ、歯車をはめる。派手な演出はない。それでも仕掛けをひとつ解くたびに次の仕掛けが顔を出して、机から離れられなくなる。
シリーズは『The Room』(2012年)から『The Room: Old Sins』(2018年)まで、モバイルで4作。どれも買い切りで、入れてしまえば広告もスタミナ回復待ちもない。機内モードのまま、1作で数時間ぶんの謎が詰まっている。圏外区間が長い路線ほど相性がいい。
同じ「考える系」でも、ustwo gamesの『Monument Valley』は手触りがまるで違う。エッシャーのだまし絵をそのまま歩く建築パズルで、塔を回すと繋がるはずのない道が繋がる。1と2は買い切り・オフライン対応。1ステージが数分で終わるぶん、The Roomより気軽だ。
無料で試したいなら『Mekorama』。手のひらサイズのジオラマでロボットを出口へ導く、Martin Magni作の小品で、投げ銭方式で遊べる。価格や課金形態は変わることがあるので、最新はストアの表記を確認してほしい。
3本のタブを行き来すると、選ぶ基準が「面白さ」じゃないことに気づく。問われているのは、どれだけ雑に中断できるか。
3本だけ持っておくなら
各タブの代表を1本ずつ、同じ軸で並べてみた。数字で見ると性格の違いがはっきりする。
| 比べる軸 | The Room | Mini Metro | Alto's Odyssey |
|---|---|---|---|
| タイプ | 箱を回す謎解き | 路線図づくり | 砂漠の滑走 |
| 1プレイの目安 | 腰を据えて数十分 | 数分〜十数分 | 1分から |
| 通信の要否 | 不要 | 不要 | 不要(プレイ部分) |
| 数十秒での中断 | 苦手 | 得意 | 得意 |
| 課金形態 | 買い切り | 買い切り | ストア参照 |
価格と課金形態は変わるため、最新は各公式ストアの表記を参照。
圏外は、不便じゃなく静かなだけ
電波が届かない時間を、つい損した時間だと思ってしまう。通知も来ない、検索もできない。でもパズルを開いている数十分に限れば、その静けさはむしろ味方に回る。割り込みが、ない。
次に地下へ潜るとき、どれか1本が入っているといい。
次に圏外になったら、どのタイプを開く?