深夜にイヤホン突っ込んで聴き直した日本語ポッドキャスト、結局どれだった?

5位から数える。1位は予想通りかもしれない、それでも今聴き直したら景色が変わった。
5位: 佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) — テレビの中のテレビ

火曜深夜1時。ニッポン放送から流れてくる声が、妙に近い距離感で耳に居座る。テレビプロデューサーがバラエティの裏側を喋っているはずなのに、なぜか職場の先輩の独り言を盗み聞きしている気分になる。
過去回はSpotify・Apple Podcastsで遡れる。一気聴き派にとって作業用BGMの最適解。
テレビ業界裏話に偏りがちなので、エンタメ畑に興味がない人にはやや遠い。一方、お笑い・ドラマ・配信業界の構造を把握したい人には情報密度が破格。最新エピソードはニッポン放送公式サイトから(番組情報は公式サイト参照)。
4位: OVER THE SUN — 公共電波に乗った大人の井戸端

ジェーン・スーと堀井美香、二人の声が交互に重なる金曜更新。配信開始は2021年10月、リスナーから集まる便りの量は普通のラジオの比じゃない。
男性が聴いても全然問題ない。むしろ女性の頭の中の論理回路を覗ける貴重な機会だと思う。TBSラジオ公式。
3位: 奇奇怪怪 — 言葉のセレクションが鋭すぎる

TaiTan(Dos Monos)と玉置周啓(MONO NO AWARE)の二人組が、世の中の「ちょっと引っかかった言葉」を分解していく番組。タイトルから怪談を想像してくると面食らう、これは語感と思想のラジオ。
初聴の人は1テーマ完結のシンプルな単発回からがおすすめ。バックナンバーは奇奇怪怪明解事典で検索を。
2位: ゆる言語学ラジオ — 知的好奇心の蛇口

水野太貴と堀元見の二人による、言語学を雑談するチャンネル。ポッドキャストとYouTubeを同時展開、書籍化も複数。
「なぜ『ぎゃん泣き』は『ぎゃ』の繰り返しじゃないのか」みたいな、誰も困っていない問いを30分かけて掘る。深夜2時に聴くと、知ったところで人生に1ミリも影響しない雑学が脳の中で勝手に整理される、妙な感覚に包まれる。
姉妹番組「ゆるコンピュータ科学ラジオ」「ゆる学徒カフェ」もある。沼に入る覚悟があるなら蛇口を全開で。公式サイト。
1位: COTEN RADIO — 歴史が物語に変わる瞬間

株式会社COTENの深井龍之介を中心としたメンバーが、歴史上の人物を1テーマ数時間〜十数時間で語り尽くす番組。累計再生数は日本のポッドキャスト史で別格の位置にいる(最新数字は公式サイト参照)。
過去回は公式サイトと各種ポッドキャストアプリで配信。深夜の通勤・寝る前のベッド・夜中の散歩、どれにも刺さる長尺コンテンツ。
歴史が苦手な人ほど「マリー・アントワネット編」か「キング牧師編」から入ると物語の引力に呑まれる。逆に歴史好きには「織田信長編」がパーソナリティ陣の解釈を一番楽しめる回。
5本まとめ — 早見表
| 順位 | 番組 | 1話の長さ | こんな深夜に |
|---|---|---|---|
| 5 | 佐久間ANN0 | 約2時間 | テレビ業界話を聞き流したい |
| 4 | OVER THE SUN | 約1時間 | 誰かの声で安心したい |
| 3 | 奇奇怪怪明解事典 | 30〜60分 | 言葉に飢えている |
| 2 | ゆる言語学ラジオ | 30〜60分 | 無駄知識で脳を埋めたい |
| 1 | COTEN RADIO | 1〜数時間 | 物語に没入したい |
5本中、3本以上聴いたことがあるなら多分もうポッドキャストの沼の住人。1本も聴いていないなら、この春の夜更かしの相棒が増えた。
あなたが選ぶ1位は?